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#16 このファイルを触るときだけ守ってほしいルール、書ける?— パス指定ルール

2026.09.19 | 28:55

#16 エピソードアート
きょうの持ち帰り貼り紙は、場所ごとではなくて、ファイルの種類別にも適用できる。別冊の冒頭に条件を書けば、そのファイルを触るときだけ読まれるからホワイトボードを軽く保てる。ファイルがまとまってるなら小部屋の貼り紙、散らばってるなら条件つきの別冊。

まず結論

前回、貼り紙が長くなったら「別冊」、ルールファイルに分けましょう、という話をしました。この別冊には、冒頭に「このファイルを触るときだけ読んでください」という条件を書くこともできます。 これが今回のテーマのパス指定ルールです。

条件つきの別冊は、普段はClaude Codeくんに読まれません。Claude Codeくんがその条件に当てはまるファイルを触りに行ったときに、初めて棚から出して読まれます。「エクセルファイルを触るときだけ」という条件にしていれば、ワードファイルを触っているときはそのルールは読まれない。だから、指定した種類以外のファイルを触っているときはその別冊の分だけClaude Codeくんが読む文章量が減る——前回「別冊に分けてもダイエットにはならないよ〜」と言ったのは、冒頭に条件を書いていない別冊の話で、条件を書いた別冊なら、情報量のダイエットになります。

そして、もう1つ。前回出てきた「小部屋の貼り紙」(作業フォルダの中の、さらに小さいフォルダに置く貼り紙)は、場所に対して貼る貼り紙で、そのフォルダにあるファイルを触っているときに効果があります。今回の条件つきの別冊は、どのフォルダにあるかは関係なく、ファイルの種類、モノの種類に応じて適用させるルールです。使い分けは——守ってほしいルールに関係するファイルが、1つのフォルダにまとまってるなら小部屋の貼り紙、あちこちのフォルダに散らばってるなら条件つきの別冊。

よくある3つの誤解

  1. 「フォルダごとに貼り紙を分ければ、それでもう十分でしょ?」 — それで足りるのは、ルールに関係するファイルが1つのフォルダにきれいにまとまっているときだけです。見積書のエクセルファイルって、A社のフォルダにも、B社のフォルダにも、去年のフォルダにも散らばっているじゃないですか。「見積書を触るときは有効期限を必ず確認して」をフォルダの貼り紙でやろうとすると、見積書が入っているフォルダの数だけ同じ貼り紙をコピーして置いて回ることになる。「それならホームフォルダのClaude Code用の場所のCLAUDE.mdに書けばいいじゃん」となるかもしれませんが、それはそれで見積書を触らないときも読まれてしまうし、その貼り紙の情報量も増えてしまう。こういう「散らばったところにあるファイル」には、ファイルの種類に対して適用させる貼り紙のほうが向いています。
  2. 「別冊に分けたんだから、ホワイトボードはもう軽くなってるんでしょ?」 — 別冊に分けるだけでは、ホワイトボードの情報量(Claude Codeくんのコンテキスト量)は全く軽くなりません。冒頭に条件を書いていない別冊は、Claude Codeくんが仕事を始めるときに大元のCLAUDE.mdと一緒に最初からぜ〜んぶ読まれるからです。1冊の分厚いマニュアルを薄い冊子5冊に分けても、毎朝5冊ぜんぶ読んでから仕事を始めるのであれば、読む量自体は同じですよね。Claude Codeくんが読む情報量を減らすには、その冊子の冒頭に「これは見積書を触るときだけ読んでください」という条件を書く必要があります。
  3. 「条件をつけるって、対象のファイルの名前を1個ずつ全部書き出さなきゃいけないんでしょ?」 — 「見積書_A社.xlsx、見積書_B社.xlsx、…」とファイルが増えるたびに1行ずつ足していく、みたいな。それはさすがにめんどくさすぎます。笑 条件の書き方には、アスタリスクという記号を使って「この種類のファイルぜんぶ」と指定する方法があります。「ファイルの名前は関係なしに、エクセルファイル、ぜんぶ」と書けるので、対象のファイルが増えても冒頭の条件は1行のまま。その書き方自体も、Claude Codeくんに「エクセルのファイルを触るときだけ適用されるルールにしておいて」と頼めば、正しい書き方で書いてくれます。

ステップ1: 場所に適用させる貼り紙と、モノに適用させる貼り紙

前回までの貼り紙は、ぜんぶ「場所」に貼る貼り紙でした。1階の貼り紙は自分のパソコン全体という場所、2階の貼り紙は作業フォルダという場所、小部屋の貼り紙は2階の中の小さいフォルダという場所に貼ってあって、Claude Codeくんがその場所に入ったら読む、という仕組み。今回出てくるのは、「場所」ではなく「モノ」の種類に応じて効果を持たせる貼り紙です。

家の中の決まりごとで考えると分かりやすいと思います。「キッチンに入ったら手を洗う」は、キッチンという場所に入ったら発動する、場所に応じた決まり。それに対して「ハサミを使ったら、閉じてからしまう」は、使うモノに応じた決まりです。ハサミがリビングにあっても子ども部屋にあっても玄関にあっても、ハサミを手に取った瞬間にそのルールが適用される。こういう「使うモノに応じた決まり」を場所の貼り紙でやろうとすると、ハサミが置いてありそうな部屋ぜんぶに「ハサミは閉じてしまってね」と貼って回ることになります。笑 今回のパス指定ルールは、この「使うモノに応じた決まり」のほうです。

実体は、別冊の冒頭に書いた条件

この「モノに対して適用させる貼り紙」は、実際には前回の**別冊(ルールファイル)**です。ルール置き場のフォルダに入れたテーマごとの薄い冊子、その冒頭(一番上)に条件を書く欄があって、そこに「この冊子は、こういうファイルを触るときだけ読んでください」と書けます。この欄の名前が「パス」(英語で paths)。パスというのは、ファイルの住所——「このフォルダの、この中の、このファイル」という、ファイルの場所の書き方のことです。

「あれ、住所ってことは、結局、場所の話なの?」と思われたかもしれません。ファイルの住所は、「どのフォルダの中にあるか」という場所の部分と、「どういう名前のファイルか」というファイル名の部分がセットになったものです。パス指定ルールの条件では、場所の部分を「どこにあるやつでも」にしておいて、ファイル名の部分だけで「エクセルのファイルぜんぶ」と指定できる。そうすることで、「場所は問わずに、ファイルの種類だけでルールを適用させる対象を決める」という使い方ができます。

条件つきの別冊は、いつ読まれるのか

ここが今回の一番大事なところ。条件つきの別冊は、Claude Codeくんが仕事を始めた時点ではまだ読まれません(棚にしまってある状態)。作業の途中で「あ、このファイルを読まなきゃ」となって、そのファイルが別冊の条件に当てはまるファイルだったときに、「このファイルを触るなら、あの別冊を読まなきゃ」と棚から出して読む。逆に、その日の作業で条件に当てはまるファイルを1個も触らなかったら、その別冊は最後まで棚から出てきません。第6回のホワイトボードの話で言うと、その別冊の分の情報は、必要になったときしかホワイトボードに乗らない。これが前回ちょっと言っていた「情報量のダイエット」です。

整理すると——冒頭に条件を書いていない別冊と、アットマークで読み込む別冊は、最初からぜんぶ読まれるので、整理にはなるけどダイエットにはならない。冒頭に条件を書いた別冊は、指定した種類のファイルを触るときにしか読まれないので、ダイエットになる。別冊が2種類あるというよりは、同じ別冊に、条件を書くか書かないかの違いです。

ただし注意が1つ。「触ったときに初めて読まれる」ということは、裏を返すと、その種類のファイルを触る前は、Claude Codeくんはその内容を知らないということ。「見積書を作るときは、ファイル名を『見積書_会社名_日付』の形式にして」のような、そのファイルを触る前から知っておいてほしいルールを条件つきの別冊に書くと、Claude Codeくんがそのファイルを触るまでルールを知らないので、適用が間に合わないことがあります。そういう「事前に知っておいてほしいこと」は、Claude Codeくんが仕事を始めた時点で読まれる貼り紙——作業フォルダのCLAUDE.mdや、条件を書いていない別冊——のほうに書く。どこに置くかは前回の「効果の範囲」のとおりで、その作業フォルダの中だけでよければ2階、どの作業でも守ってほしければ1階。条件つきの別冊に向いているのは、「見積書の金額は税込と税抜を両方書く」「有効期限を必ず入れる」のような、そのファイルを開いて中身を直したり作ったりするときの決まりです。

ステップ2: 冒頭の条件の書き方

書き方はClaude Codeくんに頼めばいいので、自分で書けるようになる必要はありません。Claude Codeくんが書いたものを見て「あぁ、こういう意味ね」と分かるくらいの説明です。条件は、「場所の部分」と「ファイル名の部分」を組み合わせて書きます。

  • ファイル名の部分で、「この種類のファイル」を指定する。 ファイルの名前の最後についている「ドット、なんとか」(エクセルなら .xlsx、ワードなら .docx、表のデータなら .csv)が拡張子で、ファイルの種類を表しています。「ファイル名は何でもいい、最後が .xlsx で終わるファイル」と書くと「エクセルのファイル」という条件になり、この「ファイル名は何でもいい」の部分をアスタリスク1個で表します。アスタリスクは「何でも当てはまる印」。この書き方には「グロブ」という名前がついていますが、名前は覚えなくて大丈夫です
  • 場所の部分で、「どのフォルダのやつか」を指定する。 「経理のフォルダの中」のようにフォルダを絞ることもできますが、アスタリスクを2個続けて書くと「どのフォルダの中でも、どれだけ深い階層にあっても」という意味になります。アスタリスク1個は「作業フォルダの一番上の階層にある、該当する拡張子のもので、ファイル名は何でもいい」、2個続けると「どのフォルダでも、どの階層のものでもいい」、という違いです
  • この2つを組み合わせた「場所は問わない、エクセルぜんぶ」が、パス指定ルールで一番よく使う形。 「見積書があちこちのフォルダに散らばっている」に、この書き方で対応できます。プログラムを書く方だと「テスト用のファイルがあちこちのフォルダに散らばっている」が定番の例。逆に、場所だけ「経理のフォルダの中」で絞って種類は何でも、という書き方もできますが、それだと小部屋の貼り紙とほぼ同じことになるので、パス指定ルールの本領はやっぱり「場所は問わずに、ファイルの種類で絞る」のほうです
  • 条件は1つではなく、複数並べて書けます。「エクセルのファイルと、表のデータのファイル、どっちを触るときも読んで」のように冒頭に条件を2行、3行と並べておけば、そのどれかに当てはまったら読まれます

みなさんが実際にやることは、記号を覚えることではなく、Claude Codeくんへの頼み方です。「見積書のルールファイルを、エクセルのファイルを触るときだけ読まれるようにしておいて」——これだけ。Claude Codeくんがルール置き場の中のその別冊の冒頭に、正しい書き方で条件を書いてくれます。

ステップ3: 小部屋の貼り紙と、条件つきの別冊の、使い分け

「場面限定で読まれる貼り紙」が2種類出てきました。前回の小部屋の貼り紙(フォルダに貼るやつ)と、今回の条件つきの別冊(ファイルの種類によって適用されるやつ)。判断の質問は1つだけです。

「そのルールに関係するファイルは、1つのフォルダにまとまってる? それとも、散らばってる?」

  • 1つのフォルダにまとまっているなら、小部屋の貼り紙。「経理のフォルダの中のことは、ぜんぶこのルール」のようにフォルダ単位で決まりが違うときは、そのフォルダに貼り紙を置くのが一番素直です
  • いろんなフォルダに散らばっているなら、条件つきの別冊。「見積書はどのフォルダにもある」「表のデータがあちこちにある」というときは、ファイルの種類に応じて適用されるようにしておけば、該当するファイルがどこにあっても、触った瞬間にそのルールが発動します

この使い分けが分かると、よく起きる困りごとが1つきれいに説明できます。「見積書の書き方」のようなルールを小部屋の貼り紙で運用していて、見積書が入っているフォルダ全部に同じ内容の貼り紙をコピーして置いていた方。最初はそれで動くのですが、ルールを1行直すたびに全部のフォルダの貼り紙を直して回ることになり、そのうち修正し忘れたフォルダが出てきて、そのフォルダで作業するときだけClaude Codeくんが古いルールで動いてしまう。「同じルールのはずなのに、フォルダによって動きが違う」——原因は、散らばったファイルに適用したいルールを「場所で適用される方法」で運用していたこと。解決方法は、その貼り紙をルール置き場の別冊1枚にまとめて、冒頭に「エクセルのファイルを触るときだけ」という条件をつけるだけ。複数のフォルダに点在しているエクセルファイルに、同じルールを1か所からまとめて適用できます。

もう1つだけ線を引いておくと、「この種類のファイルを触るとき」ではなく「この作業をするとき」(請求書を作る作業のときだけ、月末の締め作業のときだけ)という条件は、ファイルの種類ではなく作業の種類なので、パス指定ルールの出番ではありません。そういう「作業単位」の場面限定は、前回もちらっと名前が出たスキルの担当。スキルはSeason 2の中で個別の回でじっくりやります。今回は「ファイルの種類に応じて適用させたいルールはパス指定ルールつきの別冊、作業の種類に応じて適用させたいルールはスキル」という線引きだけ。

貼り紙の置き方の整理

貼り紙は、「いつも読まれるもの」と「必要なときだけ読まれるもの」の2種類に分けられます。いつも読まれるものが、1階と2階の貼り紙と、パス指定ルールなしの別冊。「自分はパソコンが苦手」「このフォルダは町内会の会計」のような、どの作業のときも知っておいてほしいことを置く場所。必要なときだけ読まれるものが、小部屋の貼り紙と、パス指定ルールつきの別冊。「このフォルダに入ったら」「このファイルを触ったら」という、その場面でだけ適用させたいルールを置く場所。「必要なときだけ読まれるように設定できる」という発想が、今回の一番の持ち帰りです。

ちなみに僕自身の話をすると、自分の作業全体の別冊はセキュリティのルール、設計のルール、コードの確認のルール、のようにテーマ別に分けていますが、冒頭にパス指定ルールを書いていないので毎回ぜんぶ読まれています。どの作業のときも守ってほしいことなので、条件をあえてつけていない。「別冊にしたら必ず条件をつけなきゃいけない」わけではなく、「この種類のファイルを触るときだけ」とはっきり言えるものにだけ条件をつける、という感じで大丈夫です。

条件つきの別冊の実際の書き方(本編では読まなかった分)

本編で「記事版に載せます」とお伝えした書き方です。覚えなくて大丈夫。 「見積書のルールファイルを、エクセルのファイルを触るときだけ読まれるようにしておいて」とClaude Codeくんに頼めば、正しく書いてくれます。

ルール置き場(.claude/rules/)に置いた別冊の冒頭に、--- で挟んだ欄を作り、paths の項目に条件を書きます。

---
paths:
  - "**/*.xlsx"
---

# 見積書のルール

- 金額は税込と税抜を両方書く
- 有効期限を必ず入れる
書き方場所の部分ファイル名の部分意味・使いどころ
一番よく使う形**/どのフォルダでも・どの階層でも*.xlsx名前は何でもいい・エクセル**/*.xlsxどこにあってもエクセルのファイルぜんぶ。「見積書があちこちに散らばってる」はこれ
アスタリスク1個だけ(なし)作業フォルダの一番上の階層*.xlsx*.xlsx作業フォルダの一番上の階層にあるエクセルだけ。下のフォルダの中には効かない
フォルダで絞るkeiri/**/経理フォルダの中・どの階層でも*種類は何でもkeiri/**/*経理フォルダの中のファイルぜんぶ。小部屋の貼り紙とほぼ同じ
両方で絞るkeiri/**/*.xlsxkeiri/**/*.xlsx経理フォルダの中のエクセルだけ
条件を複数並べる- "**/*.xlsx"
- "**/*.csv"
どれかに当てはまったら読まれる(エクセルと表のデータのどちらを触るときも)

「アスタリスク1個=その場所の中でファイル名は何でもいい」「アスタリスク2個=フォルダの階層もどこでもいい」の違いだけ押さえておけば、Claude Codeくんが書いたものを読めます。フォルダ名を書く場合の住所は、作業フォルダの一番上から数えた場所です。条件を書いていない別冊は、これまでどおり仕事を始めた時点で2階のCLAUDE.mdと一緒に読まれます。

小部屋の貼り紙との使い分け(本編では読まなかった分)

貼り紙いつ読まれるか・向いている条件
いつも読まれるもの仕事を始めた時点で読まれる
1階・2階のCLAUDE.mdどの作業のときも知っておいてほしいこと。「触る前から知っておいてほしいルール」(ファイル名の付け方など)もここ
条件なしの別冊.claude/rules/ の paths なし2階のCLAUDE.mdと同じタイミングで読まれる。整理にはなるがダイエットにはならない(アットマークの読み込みも同じ)
必要なときだけ読まれるものその場面が来たら棚から出す
小部屋の貼り紙サブフォルダ/CLAUDE.mdそのフォルダの中のファイルを触ったときに読まれる。場所に貼る貼り紙。ルールに関係するファイルが1つのフォルダにまとまっているとき
条件つきの別冊.claude/rules/ の paths あり条件に当てはまるファイルを読んだときに読まれる。ファイルの種類に貼る貼り紙。ルールに関係するファイルがあちこちのフォルダに散らばっているとき
作業の種類で決まるもの「手順書」の箱
スキルskills「請求書を作る作業のときだけ」「月末の締め作業のときだけ」のような、ファイルの種類ではなく作業の種類で決まる条件。Season 2の個別の回で

置き場所や書き方は今後変わることもあるので、正確なところは公式ドキュメント(CLAUDE.mdとメモリ)をご覧ください。

「必要なときだけ読む」は、身の回りでも同じ

家の中の取扱説明書って、電子レンジのも炊飯器のも掃除機のも、どこかの引き出しにまとめて入っているじゃないですか。それを毎朝全部読んでから1日を始める人はいないですよね。笑 炊飯器の調子が変だな、となったときに初めて炊飯器の説明書を引き出しから出してくる。それで全然困らないし、むしろ毎朝全部読んでいたら、肝心の「今日やらなきゃいけないこと」のほうが頭に入らない。

Claude Codeくんの貼り紙も同じで、今日使わないルールまで毎回ホワイトボードに乗せていると、肝心の今日の作業に必要なスペースが圧迫されてしまう。「その説明書は、その道具を使うときに開く」という僕らが普通にやっていることを、Claude Codeくんにも同じように整えてあげる、ということです。

今日の持ち帰り

「貼り紙は、場所ごとではなくて、ファイルの種類別にも適用できる。別冊の冒頭に条件を書けば、そのファイルを触るときだけ読まれるからホワイトボードを軽く保てる。ファイルがまとまってるなら小部屋の貼り紙、散らばってるなら条件つきの別冊。」

周りに「同じルールの貼り紙を、フォルダの数だけコピーして置いてるんだけど、直すのが大変で〜」という人がいたら、こう言ってあげてください。「ルール置き場の別冊1枚の冒頭に『この種類のファイルを触るときだけ』って条件を書いておけば、貼り紙1枚で済むよ〜。」

次回は、ここまで3回続いた「お願い」の箱から、第14回の地図で言う隣の箱、「仕組み」の箱へ。第8回の「Claude Codeくんは危ないことをする前に『これやっていい?』と聞いてくる」の、「聞いてくる・聞いてこない」の線引きはどこで決まっているのか、という種明かしの回です。「ここがわからない」「このテーマを扱ってほしい」は質問箱からお願いします。

~/next-steps